矢代仁トピックス

自然「いのちのうた」〜2016年矢代仁展より
天蚕糸使用手織草木染紬「千年の妙」武井豊子 作

○天蚕糸使用手織草木染紬「千年の妙」武井豊子 作

松本紬の染織家。日本伝統工芸士であり、草木染めから製織まで一貫して自身の手によって制作。天蚕糸を巧に操り、その卓越した感覚で織りなされる作品は、素朴で温かく、かつ繊細緻密に計算された美をそなえ、人の心を魅了しています。
(使用草木染料:よもぎ、刈安、藍、コチニール等)

訪問着・付下・着尺など〜2016年矢代仁展より

冬の寒さに耐え、ようやくきこえてくる「いのちのうた」。
春を待ちわびて背伸びをして活き活きと野を彩る。
そんな生命力あふれる情景をきものに表現しました。

訪問着・付下・着尺など
春の新作きもの〜2016年矢代仁展より
手描き友禅訪問着「清風陽光」

○手描き友禅訪問着「清風陽光」

小袖・御所解文様より取材。はんなりとしたラベンダーの地色に、やわらかな雲取り暈しを配し優美な逸品に仕上げました。刺繍をふんだんにほどこした格調高い訪問着です。

手描き友禅振袖「皇妃の宴」

○手描き友禅振袖「皇妃の宴」

サンクトペテルブルグにある、エカテリーナ宮殿の豪華絢爛な装飾品や調度品、彫刻の数々より取材、宮殿内装の豊かな色彩を振袖に表現しました。栄華を極めたロココの浪漫を感じる逸品です。

平成二十八年「染織光悦会展」
とき:とき:4月10日(日曜日)11:00〜17:00ところ:京都文化博物館 別館1階 高倉三条角 TEL075-222-0888

染織光悦会は、昭和3年、先代若松華瑶氏(帯の若松)等の声掛けにより、染織界への影響著しい、琳派の師、万能の天才本阿弥光悦(1558〜1637)翁に感謝、報恩の誠を尽くすを目的として発会。当日は商いをせず、同人研鑽を主とする作品展。
会場は、光悦寺、国際会議場、愛染倉、京都文化博物館、ビル葆光と移り、今回は京都文化博物館・別館。
会員は、きものの丸三イトカワ、岩田、室町の加納、千艸屋、に志田、帛撰、藤井絞、みやした、矢代仁の九社(イロハ順)。

案内状

季節の花ギャラリー
あざみ

あざみ

薊(あざみ)の花〜原野に多い、普通の野薊である。葉は羽状に分裂し、葉も茎も鋭い刺(とげ)をもち、高さ60センチあまりとなる。晩春から、夏のあいだ、紅紫色の美しい頭状花を咲かせるが、花の形が婦人の用いる眉刷毛に似ているので、眉作り・眉はきとも言う。花の後、白い冠毛のある種子を生ずる。種類が多く、山薊・車薊・藤薊などがあり、姫薊一名南部薊は、春、茎葉を食べるので菜薊とも言う。浜薊は根を食用とするので浜牛蒡とも言う。沢薊はまた水薊・煙管薊とも言い、大形のものを俗に鬼薊と言う。花卉(かき)として新しい品種も作られている。



矢代仁が出品する主な催しの予定
  日程 場所 催し名
3月 30日〜4/4 日本橋高島屋:店内 東西名匠老舗の会
4月 2〜3日 高島屋全店:天龍寺 上品会京都ツアー
  3〜5日 川徳:盛岡グランドホテル 桜花の会
  4日 日本橋三越本店:ホテルオークラ 三彩会
  4〜7日 京都高島屋:店内 上品会
  7〜17日 藤崎:店内 単衣夏物展
  8〜11日 小いけ:酒田店 社長交代記念
  9〜19日 日本橋三越本店:店内 東西有名老舗
  10日 大阪高島屋:ホテル ザ・リッツ・カールトン大阪 薔薇会(上品会)
  11〜24日 松坂屋名古屋店:店内 夏のきもの展
  13〜18日 遠藤:店内 矢代仁展
  14〜17日 小いけ:鶴岡店 社長交代記念
  19〜21日 鶴屋百貨店:料亭 新茶屋 巧趣染織展
  21〜26日 JR名古屋高島屋:店内 上品会
  24〜25日 日本橋三越本店:タラサ志摩ホテル&リゾート 伊勢志摩ツアー
  25〜27日 タマヤサンローズ:三宜楼 矢代仁展
  28〜29日 高島屋全店:増上寺 上品会
5月 4〜9日 日本橋高島屋:店内 上品会
  7日 日本橋三越本店:新喜楽 三煌会
  11〜16日 横浜高島屋:店内 上品会
  13〜14日 小大丸:京料理 六盛 白技展 京都ツアー
  15日 日本橋高島屋:ホテルニューオータニ グランドバザー(上品会)
  21〜22日 京都高島屋:店内 大きもの祭
  21〜22日 千總・川島織物・矢代仁:時事通信ホール 鼎の会
  27〜29日 新宿高島屋:店内 上品会




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